「今日も何もできなかった…」と泣きたいあなたへ
結論からお伝えします。
1歳までの間の子育てで一番大変なのは、
「生後3ヶ月頃まで」がピークと言われています。
実際に、産後のママを対象に行われた調査でも、
「新生児期〜生後3ヶ月頃」を最も辛いと感じる人が多いという結果が出ています。


ただし、この大変さはずっと続くわけではありません。
赤ちゃんの成長とともに、「大変さの質」は少しずつ変わっていきます。
この記事では、
・いつまで大変なのか
・他のママも同じなのか
・どうすれば少しでも楽になるのか
を、1歳までの流れに沿ってわかりやすく解説していきます。
「今日も何もできなかった…」
そんなふうに感じているあなたへ。
まず伝えたいのは、
あなたは何もできていないわけではないということです。
決して、自分を責めないで。
あなたは十分頑張っていますよ。
それでは、一緒に、1歳までの育児を見ていきましょう。
1歳を迎えるまでの「大変さ」と「楽になるポイント」
1歳までの育児は、
「大変 → 少し楽 → また大変」
という波があります。
でも、この流れを知っているだけで
「今はこの時期なんだ」と気持ちが少し楽になります。
特に新米ママは、
「この大変さがいつまで続くのか分からないこと」自体がつらいものです。
だからこそ、見通しを持つことが大切です。
では、1歳までどのように成長していくのかを見ていきましょう。
生後3か月頃:細切れ睡眠と「魔の時期」の正体

生後3ヶ月頃までの大変さの正体は、
圧倒的な睡眠不足です。
「3時間おきの授乳」と言われても、
その3時間を丸ごと睡眠にあてられるわけではありません。
赤ちゃんが母乳やミルクを飲み始めたその時間から、
次の授乳までの3時間が始まるのです。
授乳、オムツ替え、寝かしつけ。
必要があれば搾乳。
気づけば、あっという間にまた次の授乳時間。
「全然寝られていない…」となることもよくあることです。
さらに追い打ちをかけてくるのが「背中スイッチ」。
抱っこでは寝るのに、ベッドに置いた瞬間に泣く。
「どうしてベッドで寝てくれないの…」
と、ため息が出ることもありますよね。
でも、これは、赤ちゃんがママの温もりを求めている正常な反応です。
この時期は、赤ちゃんの脳や神経が急速に発達しています。
赤ちゃんにとっては、
安心しきっていたママのお腹から出てきて、
刺激がいっぱいの外の世界で生きていくことに必死。
だからこそ、赤ちゃんはママの温もりや安心を求めるのです。
いわゆる「魔の3ヶ月」と呼ばれる理由もここにあります。
「魔の3ヶ月」の正体は、
赤ちゃんの脳や神経系の発達の証だったのです。
だからこそ、この時期は
頑張るのではなく、耐える時期です。
家事よりも、
「寝られるときに寝る」を最優先してくださいね。
生後6ヶ月:反応が増えて「孤独」が和らぐ時期

生後6ヶ月頃になると、
「だいぶ楽になってきた」というママの言葉も聞こえ始めます。
それは、育児が
「一方通行」から「双方向」に変わるからです。
笑う。目が合う。声を出す。
それだけで、育児の感覚が大きく変わり、楽しさが出てくるはずです。
楽になる理由は、
赤ちゃんから反応が返ってくるからだったのです。
また、離乳食も始まり、
「育てている実感」が強くなってくる時期です。
寝返りやおすわりができるようになり、
赤ちゃん自身も自分の世界を広げていきます。
昨日できなかったことができるようになる。
その積み重ねが、ママの心を少しずつ軽くしてくれますよ。
朝、目が合った瞬間に笑ってくれる。
その一瞬だけで、報われる感覚になることもあります。
赤ちゃんからの「反応」が、
育児の孤独をやわらげてくれますよ。
1歳前後:「意思疎通と移動」でより人間らしい育ちへ

1歳前後になると、
赤ちゃんは「お世話される存在」から
「関わり合う存在」に変わっていきます。
大変さはあるものの、
やり取りの楽しさが少しずつ上回ってくる時期です。
ハイハイ、つかまり立ち、伝い歩き。
赤ちゃんの行動範囲も一気に広がります。
「そんなところまで!?」と驚くことも増えますが、
これが成長の証です。
また、指差しや声で
意思を伝えようとするようになります。
「見て」「これ」「あれ」
言葉にならなくても、しっかり伝わってきます。
さらに、
「これがいい」「それは嫌」「あっちに行きたい」
と、自我も芽生え始めます。
大変さは増えますが、
「この子らしさ」が見えてくる時期でもあります。
ただのお世話ではなく、
「関係性」ができていく感覚が生まれるはずです。
育児に不安を感じるのは頑張っている証拠

「これでいいのかな…」
「なんでうまくいかないんだろう…」
きっと、そう思う日も多くありますよね。
でもそれは、
本気で向き合っている証拠です。
あなたは、十分頑張っています。
育児に正解はなし!大変さは「生きる力」の証
赤ちゃんは一人ひとり違います。
育児書やSNSの通りにいかなくて当然です。
それでも不安になるのは、
ベストを探しているから。
それだけで、十分すぎる愛情です。
赤ちゃんが泣くのは「生きたい」という強いエネルギーです。
あなたのせいではありません。
24時間向き合うあなたは、もう十分「最高なママ」
SNSのキラキラした様子をみると、
自分を責めてしまうこともありますよね。
でも、あれは1日の中の一瞬の切り取りです。
現実はどの家庭もバタバタです。
24時間、逃げずに向き合っている。
それだけで本当にすごいことです。
あなたはもう、十分すぎるくらい頑張っています。
自分が消えそうな恐怖は、命懸けで愛する証
毎日の育児に、自分の時間がなかなか取れず、
「自分がなくなっていく感覚」に襲われることもあるはず…。
でも、それは、
自分のすべてを使って愛している証拠です。
その愛は、必ず子どもの土台になります。
ただし、愛し続けるにはママもエネルギーが必要です。
・好きなものを食べる
・少し目をつぶって休む
・5分でも一人の時間をつくる
これは、わがままではなく、
大切なわが子を守り続けるために必要なケアです。
罪悪感ゼロ!1歳までを楽しく過ごす「戦略的手抜き」

1歳までの育児で一番大事なのは、
「完璧にやること」ではなく「倒れないこと」です。
だからこそ、
手抜き=戦略です。
ここでは、罪悪感ゼロでできる方法を紹介します。
何もしてない=赤ちゃんの命を守った証拠
「今日何してたんだっけ…」
と思ってしまうような、何もできなかった日
ありますよね。
でもそれは、
何もしていない日ではありません。
命を守った日です。
呼吸を確認して、
授乳して、
抱っこして、
眠らせる。
それだけで十分すごいことです。
家事ができていなくても大丈夫。
赤ちゃんが今日も無事なら、
その日は120点です。
思考停止でも回る家事と便利サービスの活用術
育児中は脳が常にフル稼働です。
だからこそ、
考えなくていい仕組みを作る
が重要です。
・ネットスーパー
・食材宅配
・時短家電
・ミールキット
・アプリ課金
頼れるものは全部使ってOKです。
楽をすることは、悪ではありません。
赤ちゃんとママを守るために必要な手段です。
自分を守るための「戦略的隔離」のすすめ
赤ちゃんが起きている間にそばを離れることに、
罪悪感を感じたりしますよね。
でも、
距離をとる=愛情不足ではありません。
むしろママの心の安定にとって必要な行動です。
5分だけでもいい。
・別の部屋に行く
・深呼吸する
・コーヒーを飲む
これだけでも少しリセットできるはず。
それでも罪悪感が勝るなら、
赤ちゃんから目は離さずに
ノイズキャンセリング機能のあるイヤホンで
好きな音楽を聴くのも効果的です。
少しでもママ主体の時間を取ることで、
より我が子を可愛いと思えるはずですよ。
自分を守ることは、
育児を続けるために大切なことです。
夫を当事者に!「指示出し」の具体的コツ
夫に対して
「なんでわかってくれないの?」
「どうしてやってくれないの?」
そう感じることもありますよね。
でも、これは、実は仕方ないことなのかもしれません。
ママは、
お腹を痛めて我が子を産んで、
産んだ瞬間から授乳や育児が始まって、
片時も離れずに赤ちゃんと一緒です。
でも、パパは、
自分がお腹を痛めたわけでもなく、
母乳が出るわけでもない。
そもそも、育児のスタートラインの時点で、
赤ちゃんと一緒にいる時間が短く、
「どうしたらいいのかが分からない」
というのが正直なところだと思います。
だからこそ、断言します。
「察してよ…」は絶対に通じません。
察してと思って、ママがイライラしたり、
パパとギスギスしたりするのは、
少しでも楽に、楽しく育児をしたいという思いに反し、
建設的ではありませんよね。
つまり、パパと協力して育児していくには、
具体的に伝えることが大切です。
NG:見てて
→OK:オムツ確認して替えて
NG:準備して
→OK:タオルと服と保湿剤出して
これだけで、パパ自身も何をすればいいのかが分かり、
行動することに繋がります。
具体的に「何をすれば終わりか」を明確にすると、
相手も動きやすくなりますよ。
今日をやり切った自分を抱きしめて!

正解も終わりも見えない子育て。
愛するわが子のため…!とは言え、
大変と思うのは当たり前なことです。
そして、そう思うのは、
決してあなただけではありません。
そして、この大変さは
ずっと同じ形で続くものでもありません。
今は「乗り切る時期」でOKです。
未来のことより、
今日、命を守りきった自分を
大切にして、たっぷり褒めて抱きしめてください。
・お風呂に入る
・好きなものを食べる
・少しでも早く寝る
少しでいいから自分を癒す時間をとる。
それだけで、きっと明日も頑張れる。
大丈夫。
あなたは、本当によく頑張っています。


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